今年6月末時点の組織基本調査の結果、全建総連の組織人員は61万1189人となり、1年間で517人増(0.08%増)となりました。6月末組織基本調査で年間増勢を実現させたのは、実に7年ぶりです。
この1年間で増勢を勝ち取ったのは、全53県連・組合の半数を超える28県連・組合となり、昨年同期10県連・組合、一昨年同期4県連・組合を大きく上回っています。特に、沖縄ユニオン(8.73%)、静岡建労(4.94%)、全福岡建労(4.40%)、北海道連(4.08%)が4%を超える年間増勢を勝ち取ったのをはじめ、2%以上の増勢組合が10県連・組合にのぼりました。
新潟ユニオン、鹿児島建設、沖縄ユニオンでは最高現勢を達成しています。沖縄ユニオンでは結成後初めての1千人突破となりました。
一方、この1年間で組織減少となった25県連・組合のうち、8県連・組合が1%未満の減少率にとどめ、1%台の減少率も10組合あるなど、多くの組合が増勢まであと一歩としています。
61万人組織を守りぬき、春の組織拡大運動の最大の目標とした「6月末組織調査での増勢」を、昨年6月比で勝ち取ったことは重要です。奮闘されたすべての県連・組合の仲間の皆さんに、あらためて敬意を表します。