全建総連が加盟するBWI(国際建設林業労働組合連盟)本部は、ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻に対し、2月27日、声明を発表しました。
全建総連は、3月11日に開催されたBWI―JAC(日本加盟組合協議会)幹事会に参加し、この声明を支持・賛同することを確認しました。
ロシアによる戦争行為に反対すると共に、国際的な連帯を呼びかけます。
以下、「BWIの声明文」です。
2022.02.27
ロシアよ、軍事的侵略を直ちに中止せよ! 戦争ではなく、平和に向けて取り組もう!
BWIとEFBWW(欧州建設林業労連)は、ロシアによるウクライナに対する暴力と軍事行動を強く非難し、軍事的侵略を直ちにやめ、ウクライナ全土から軍隊を撤退するよう要請します。我々は国際社会と共に、攻撃を止め、平和をもたらすよう呼びかけます。今朝、アントニオ・グテーレス国連事務総長はプーチン大統領に対し、ウクライナに対する部隊の攻撃を止め、多くの人々が亡くなったので、平和をもたらすよう呼びかけました。
外交こそが前進への唯一の道です。 我々は、ロシア、ウクライナ、米国、欧州連合が交渉のテーブルに戻り、長期的かつ持続的な平和的解決を見出すことを求めます。軍事行動は、すでに多くの経済的・社会的困難に直面している地域の数百万の市民の生活を破壊しています。
EFBWW(欧州建設林業労連)とBWIは、EUと国際機関の関連政策立案者に対し、窮地に立たされているウクライナの人々に対するあらゆる人道的支援を確保し、危険にさらされている人々を保護し、救出するために必要な行動を準備するよう要請します。
我々は、加盟組織であるウクライナの建築労働組合、PROFBUDとそのスタッフ、組合員、そしてその地域のすべての労働組合と人々に全面的な連帯を表明し、共に立ち上がることを表明します。
また、国境を越えた労働組合の連帯も呼びかけています。BWIは人道支援を行うため、連帯基金を開設しました。全ての支援金をお願いします。
平和と安全保障のみが、社会正義、人権保護、労働者とその家族のための社会的保護の効果的なレベルを確保しながら、社会の進歩と持続可能な経済回復につながる前提を作り出すことができます。
ウクライナとその周辺国が抱える問題は計り知れません。戦争や破壊を始めるのではなく、今こそ平和と進歩を築くべき時です。。