地元岩手県連の仲間11人が奮闘
2月26日から発生した岩手県大船渡市の山林火災は、3月9日に鎮圧宣言が出されましたが焼失面積は2900haにのぼり、平成以降、国内最大の規模となりました。また建物被害は、4月2日時点で住宅が86棟(うち全壊54棟)、非住宅が135棟(うち全壊121棟)となっています。
3月10日には、岩手県から全木協(全国木造建設事業協会)に対して、応急仮設木造住宅の建設要請があり、旧蛸ノ浦小学校に10戸、旧綾里中学校に30戸の2団地40戸を建設することになりました。
工事は3月19日から着手し、雨が上がった本日(4/3)から、旧蛸ノ浦小学校で大工工事が開始となりました。初日は地元・岩手県連の11人が駆けつけました。
朝礼では、地元・岩手県連の大峠会長から被災者のためにと集まった仲間に「感謝」が伝えられ、幹事工務店の今待監督からは「これまで培ってきた技術を最大限生かして最高の仕事をしよう」、全建総連の松葉技術対策部長からは「安全を第一に作業に取り組むとともに、被災された方が安心できる住まいを届けるため、団結してがんばろう」と呼びかけ、士気を高めました。
その後全員でラジオ体操を行い、班分けで役割を確認したのち、土台敷きが行われました。