国保補助金しっかり対応、技能五輪は周知も重要
全建総連は12月5日、福岡厚労大臣への要請をしました。佐賀建連の大園委員長、川﨑書記長、全建総連の鈴木委員長をはじめ14人が参加しました。
冒頭、鈴木委員長、大園委員長からそれぞれ挨拶。建設国保の現行補助水準の確保、担い手の確保・育成などを要請しました。
福岡厚労大臣は、「建設国保(国保組合)の補助金は、しっかり対応していく。物価高騰対策や処遇改善を図っていく重要性は認識している」と述べました。
出席者からは「財政審が国保組合の財政支援の見直しについて触れている。国保組合の育成・強化をお願いする」、「2028年に愛知県で技能五輪国際大会が開催される。若年技能者が減少しているので、ご協力をお願いしたい」、「医療費も高騰していて、高額薬剤で命が助かることはありがたいが、国保組合の運営は非常に厳しくなっている」など改めて実情を訴え、要請しました。
福岡厚労大臣からは、「財政審で指摘や懸念されていることに、今後もしっかり対策をしていきたい」「技能五輪については大会の成功だけでなく、広く分かっていただくための取り組みも大きな課題と認識している」「医療にかかっている方の負担だけはなく、保険料も含めた現役の方の負担感も考慮しながら、どうバランスをとっていくか。引き続き、色々ご教示いただけたらと思う」と返答がされました。