2024.02.13

2回目のブルーシート展張

安全対策を検証・確認し県連全体の取り組みへ

フルハーネス、ロリップ、親綱で安全確保

 2月9日、石川県連は能登町における2回目の応急修理対応(ブルーシート展張)を実施しました。第1回目に続いてフルハーネスと接続する親綱の固定・支持方法とブルーシート張り作業内容の確認を主な目的に、石川県連執行部中心の5人で対応。また、全建総連本部からも参加しました。
 金沢市内の県連事務所を早朝6時半に出発しましたが、当日は能登半島へ支援に向かう車が多かったため途中複数個所で渋滞があり、能登町役場到着までに3時間45分を要しました。しかし、2回目ということもあり役場での手続き等がスムースになったことから10時半過ぎには1棟目の現場で作業を開始することができました。
 この日の作業は2棟。いずれも屋根の棟に損壊を受けている家屋で、棟にブルーシートを張り、また、大きくずれた瓦をもとの位置に戻す作業となりました。2棟とも十分な広さの敷地に建っており安全確保のための親綱を樹木等で固定することができたため、垂直張りに対して滑落防止器具(ロリップ)を装着する方法で対応しました。どちらの現場もこの方法で安全をしっかり確保しつつ、スムースな作業を行うことができました。
 昼食後、2棟目の作業に入ると途中から雪と風が強くなったことから、当初3棟目までの作業を検討していましたが、今回の対応は2棟で終了することとしました。
 今回の取り組みで安全対策及び、その手順の確認ができたため、次回以降はこれまで各単組から申し込みがあった組合員も参加しての実施に移行します。
 第3回は2月13日、第4回は翌14日予定。いずれも2班程度で対応することで、安全を確保しつつ1日あたりの対応件数を増やしていきます。