「建設技能者不足は深刻と認識」
自民党の建設技能者を支援する議員連盟は、12月15日、建設技能者の処遇改善、担い手確保・育成の推進、CCUS普及促進にむけて、自民党萩生田政調会長へ申し入れと懇談を行ない、全建総連も同行しました。
申し入れは、議連から平沢勝栄会長、渡辺博道幹事長、上野賢一郎事務局長が行い、全建総連からは勝野書記長、小倉書記次長が同席しました。
萩生田政調会長は、建設業の人材不足が深刻な状況にあることについて理解を示した上で、「心配しているのは、全国の工業高校の生徒が減少していて、建設業に来る人材の確保ができない。したがって、今働いている人が十分な処遇を受けられて、働き続けるようにしていくこと、若年技能者が入職してくる環境を整えることが喫緊の課題と考えている。大工さんがいないと家が建たなくなる」と述べました。
直近の国勢調査の数字で、若年労働者不足の現状について情報交換。最後に、萩生田政調会長から「要望の実現にむけて仕事をしていきましょう」と力強い発言がありました。