定率補助維持へ努力 技能五輪「若者のやりがい」に
12月7日、武見厚労大臣への要請を東京都連の協力で実施。東京都連の山本委員長、堀井書記長、全建総連の中西委員長はじめ13人が参加しました。
冒頭、中西委員長、山本委員長からそれぞれ挨拶。建設国保の現行補助水準の確保、担い手の育成・確保について要請しました。
武見大臣は、「本日要請をいただいた2点については、十分に理解し、努力していく」と述べました。加えて、保険・医療と労働行政を担っている立場として、「皆さんの意見をお聞きしたい」と促しました。
参加した田村中闘委員から、ひっ迫する国保財政について、高額薬価、高額医療費、未就学児の医療費の影響に言及。保険者機能を活かした健康診断や特定保健指導などの医療費抑制の取り組みに触れ、国保組合運営へのご理解とご支援をお願いしました。
宮前副委員長からは、11月に大臣から表明された技能五輪国際大会の日本への招致について、「日本の若者がものづくりに興味を抱く起爆剤になる」とし、改めて取り組みの推進をお願いしました。
武見大臣からは、国保予算について、建設国保の多くが受けている定率補助32%を維持するために努力していくと答えました。加えて、「保険者機能は大切。強化し、健康づくりを進めてほしい」と述べました。
技能五輪国際大会は国策として取り組んでいくとし、開催予定地の愛知県とも連携を図りながら実現に向けて努力していくと発言。「高齢化の進む建設業で、若い技能者の強化を図り、生きがいを感じてもらうことが重要。協力をお願いしたい」と述べました。