「早くみなさんの生活が戻ってほしい」
復旧作業に総勢19人が参加
9月8日に発生した豪雨は浜通り地区の一部で河川が氾濫し、いわき市と南相馬市で住家への床上・床下浸水が発生しました。被災された組合員の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
いわき市内郷地区では全壊が1棟、床上浸水が1,000件以上、床下浸水が200件以上と、甚大な被害をもたらし、現在も復旧作業が進められています。
9月15日には福島県から「災害時における被災住宅の応急修理等に関する協定」に基づき登録事業者リストの提出要請があり、同協定に賛同し登録している組合員72人の名簿を提出しています。
全建総連福島青年部では9月21日、22日の両日にいわき市内郷地区で、社会福祉協議会を通じて災害復旧作業に協力しました。総勢19人が参加しました。
豪雨の発生から約2週間を経過した現地は、住家からの家財搬出や汚泥の除去、清掃作業等が進められていますが、復旧までは相当の時間を要する状況です。
活動に参加した青年部員の一人は、会津若松市から駆け付け、「年始に他組合の青年部員と交流し、とても楽しかった。今度は一緒に活動をしてみたいと思い参加した」と話しました。
全建総連本宮から参加した4人は「2019年の台風災害でいわき市から本宮市へボランティア活動に来てくれた方々がいた。今度は私たちが協力しなければ。早くみなさんの生活が戻ってほしい」と話しました。
毎年のように各地で大きな災害が発生し、いつ、どこで巻き込まれるか分かりません。日頃からの備えが十分に大切ですが、今般の活動のように支え合い協力できることが重要です。
今後、被災した地域の住家修繕のために現地に赴く組合員の方々は十分に安全を確保してください。地域を支える多くの建設職人がその力を発揮することを期待します。